遺伝性血管性浮腫(HAE)治療薬が新たに承認
2018年9月21日、製薬会社シャイアー・ジャパン株式会社の 遺伝性血管性浮腫(HAE)治療薬である選択的ブラジキニンB2受容体ブロッカー 「フィラジル®皮下注30㎎シリンジ」(一般名:イカチバント酢酸塩 以下「フィラジル®」) の製造販売が厚生労働省で承認されました。
皮下自己注射による生活の改善に期待
シャイアー・ジャパン株式会社より、2018年9月21日
厚生労働省よりHAE治療薬であるフィラジル(一般名イカチバント)の
製造販売が承認されたとのこと。
https://www.shire.co.jp/newsroom/2018/september/z7fk2h
イカチバントは皮下に自己注射が可能な薬剤で、
患者自身で薬剤を投与することが可能になることで
その日常生活は発作を抑えるだけでなく拡大できると期待されています。
28年ぶりの新薬導入とのこと。
これまでにご尽力いただいた先生方や企業の皆様、
また日々辛いながらも私たちHAEJへ声を届け続けてくださった
患者様、ご家族皆様へ心から感謝申し上げます。
尚、新薬承認から実際の導入までは今しばらく時間が
かかるとのことです。
すでに欧米諸国を始め世界中で使用されている薬剤であり、
日本国内でも速やかに使用可能になるよう、
またその後の導入がスムーズにいくようHAEJでは、
医師・看護分野も含めて研究調査を行っていく予定でおります。
引き続き応援・ご支援いただけますようよろしくお願い
申し上げます。