岸和田徳洲会病院の薬師寺先生 HAEJ 協力医師に
岸和田徳洲会病院にHAE外来を新設
大阪岸和田徳洲会病院に月曜日隔週で
HAE外来が新設されました。
6月30日HAEJ交流会にて担当医師で開設に尽力して
くださった薬師寺先生をお招きしてその想いをお聞きしました。
薬師寺先生とHAEとの出会いは研究調査だったとのこと。
2011年7月1日~2014年6月30日まで
大阪府の13の救命旧センターで行われた
スクリーニング調査でC1インヒビターと補体C4の検査を
した結果3名の患者が新たにHAEと診断されたそうです。
その後の経験などから、HAE患者さんを受け入れるにあたって、
診断・治療までトータルでみていくことができるようにと、
外来を立ちあげてくださったとのこと。
救急医の立場で診るHAE
HAEはのどなどの器官が腫れると喉頭浮腫といって
窒息へ至り、最悪の場合亡くなってしまう場合もあります。
実際に未診断の方達の多くはこれにより亡くなっています。
救急医ならではの薬師寺先生の迅速な診断・治療選択に
HAEJも今後の治療環境の改善を期待しています。
この度、交流会後協力医師としてHAEJの会員登録を
してくださいました。
薬師寺先生はHAEの研究にも大変意欲的であり、
この度の外来設立に心から感謝すると共に、
今後のご活躍を心から期待しています。
交流会で話す広島大学 秀教授(左)、山本ベバリー理事長(中央)、薬師寺医師(右)
------------------
岸和田徳洲会病院のHPはこちらから。
https://kishiwada.tokushukai.or.jp/
*HAEで診療ご希望の方は事前に病院へお問い合わせください
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
協力医師を随時募集中です
HAEJでは随時協力医師の先生や研究者の方達を
募集しています。HAEJで協力・実施している
研究調査や患者さんの実態、HAEの国際ガイドラインや
治療の情報などを先生方ともいち早く情報共有しています。
ご協力いただける先生方はぜひ
info@haej.org
までご連絡お待ちしています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現在の協力医師の先生方はこちら(順不同)。
・埼友草加病院 院長 大澤 勲先生 (腎・透析内科)
・広島大学病院 教授 秀 道広先生(皮膚科)
・奈良県立医科大学付属病院 小豆澤 宏明先生(皮膚科)
・帝京大学医学部付属病院 鈴木 大士先生(耳鼻科)
・新潟市民病院 野本 優二先生(緩和ケア内科)
・神戸大学医学部付属病院 福永 淳先生(皮膚科)
・順天堂大学浦安病院 本田 大介先生(腎臓内科)
・岸和田徳洲会病院 薬師寺 泰匡先生(救急救命センター)